ソニー　ZV-E10を購入　１

2023年5月17日 2023年5月17日 maido

maido

模型作業中撮影カメラとしてソニーのZV-E10を購入しました。

模型作業中はRX100M6にシューティンググリップを装備して撮影していましたが、さらなる品質向上を求めてZV-E10を導入しました。

RX100M6+シューティンググリップの問題点

天井バウンス無しで撮影するとこうなります

どうしても影が出てしまう。天井バウンス+レフ板が最も簡潔な解決法なのですが、RX100M6では内蔵フラッシュを上に挙げたままシューティンググリップに装着はかなり無理をしないといけないのです。

条件

１　外部フラッシュを装備できる

２　リアルタイムトラッキングを装備している

３　バウンス可能なフラッシュ+シューティンググリップ+カメラ本体+レンズ（レンズ交換式）で、左手で持てて左手で操作できる

４　50㎜位でまずまず寄れる（30㎝位）

ここまでが絶対条件、できれば

５　ソニー用のフラッシュの中で最も小型かつ高性能のゴドックスTT350Sを使用したい

６　RX100M6+シューティンググリップで問題となるSDカード取り出しを簡単にしたい（RX100M６はグリップから外さないとSDカードを取り出せない）

７　左手で持つ以上チルトではなくバリアングル

８　実絞りで追尾系オートフォーカスが作動する

逆に必要ないものは

１　ファインダー→作業中にファインダーを覗いてとることは今まで一度もない

２　フルサイズ機→絞って使うので、１インチセンサー以上でＯＫ

３　フラッシュを使うので手振れ補正は無くても良い

ソニーストアで相談

家電量販店でいくつか触ったのですが、ソニー以外の他社も考えたのですが、ソニーのリアルタイムトラッキング同等の性能を持つカメラとなると正直かなり難しい。特に「実絞りで追尾系オートフォーカスが作動する」はほぼソニー限定に近い条件となりました。

なのでソニーストア大阪に向かい相談に乗っていただきました

実際に撮影した画像やこういう風に撮っているという画像をプリントしたものを見せながら相談しました。

候補に挙げてくださったのは

A　α7C

B　α6400

C　ZV-E1

D ZV-E10（パワーズームレンズキット）

E　ZV-1

この５機種です。フルサイズ機のα7CとZV-E1はお値段と重量で脱落。α6400はダイヤルとファインダーを除くとZV-E10とほぼ同じで、ZV-E10よりも重いので脱落。

結局ZV-E10とZV-1が残りました。手振れ補正の効きではZV-1が優りますが、フラッシュを使って高速シャッターを使うとなると正直手振れ補正はそこまで必要ないと考えました。SDカードへのアクセスはシューティンググリップをつけたままＳＤカードを取り出せるZV-E10の方が上。接写性能ならZV-1よりRX100M6の方が高い。ついでに実はZV-1よりZV-E10の方が安い事が多い、シューティンググリップつけるとそこまで差はないですが。

ZV-E10はVlogとうたっていますが、れっきとしたソニーEマウントのミラーレスカメラで、ファインダーがなくても良いなら、スチルでもEマウント入門機として十分以上の性能を持っています。

更に愛用しているフルサイズ用35㎜F1.8をZV-E10に装着したら約50㎜F2.8のスペックでセンサー面から22㎝で使えるやんと思いついて実際に試すと、ほぼマクロレンズばり寄れる事が判明しました。

他にもレンズにつけるフィルターなどの自由度などを考え、私の手持ちレンズやカメラシステムの中に追加するにはZV-E10がいいだろうという判断です。

そういえばE-PL7を短期間運用したときも同じような条件だしてましたなぁ(笑)