スカーレット・ピンパーネル~宝塚歌劇初心者の方におすすめ 

 宝塚歌劇と言えば・・・・ベルサイユのばら」「風と共に去りぬ」などが有名に思えます。事実、一昔前なら「ベルサイユのばら」がダントツで有名かつ人気演目だったのですが、現在ではむしろ「エリザベート」が人気が高いように思います。しかし、エリザベートも初心者にはおすすめしにくい演目です。私が宝塚歌劇初心者の方におすすめするのは「スカーレット・ピンパーネル」です。もちろん。初心者でなくとも「スカーレット・ピンパーネル」未見の方は是非「スカーレット・ピンパーネル」をご覧ください

宝塚歌劇初心者に「ベルばら」はお勧めしない

 あくまで個人的な意見になりますが、宝塚歌劇初見とか初心者の方に「ベルサイユのばら」はあまりお勧めしません。

理由は3つ

1 「ベルサイユのばら」は、演者の「型」を楽しむという面が強い

2 1970年代少女漫画的趣味が現代ではちょっと気恥ずかしく感じる

3 軽く口ずさめるような楽曲がほとんどない

かといって「エリザベート」も初見ではお勧めしない

 かといって現代の人気演目「エリザベート」はというと、歌の比重があまりにも大きく、曲もテーマも難解です。曲は高難易度か一人では歌えないものばかりで、「軽く口ずさめる」という曲はちょっと思いつきませんから、ちょっとお勧めしにくいです。

では、何を勧めるか?私と妻とでの喧々諤々(けんけんがくがく)の議論を行いました。晩御飯の時の雑談ねw

 妻はショーを勧めたのですが、私は「まずはミュージカルかなぁ」という事で、ミュージカルをまず1本ご紹介したいと思います。

スカーレット・ピンパーネル

スカーレットピンパーネルのDVD

2008年星組で初演された「スカーレット・ピンパーネル」です。

観る前に知っていても問題ない範囲で内容を記します。

スカーレット・ピンパーネルことイギリス貴族パーシーが、マリー・アントワネットの次男ルイ・シャルルを救出しようとする話です。友情・夫婦・恋人・革命など王道的要素を押さえながら、「仮面」をキーワードにして物語が展開します。ヒロインのマルグリットは、パーシーがスカーレット・ピンパーネルであることを最初は知らずに彼を愛し結婚するのですが、その仮面を明かさないパーシーに不信感を抱き夫婦の間に溝ができてしまいます。しかし、あるきっかけでパーシーがスカーレット・ピンパーネルであることを知り、それでもなお、いや、スカーレット・ピンパーネルがパーシーの一部であることを知ったからこそより深くパーシーを愛し、夫婦の愛情がより深まり大団円となります。

典型的「痛快冒険活劇」で、深刻な場面もコメディ場面もバランスよく配置されて、とても観やすいミュージカルになっています。アクションシーン・群舞・美しい貴族衣装・舞台装置が全て揃っています。

テーマ曲「ひとかけらの勇気」

 そして最も重要な事は

テーマ歌「ひとかけらの勇気」が素晴らしい事

口ずさめる位の平易なメロディーと歌詞であるにもかかわらず、このテーマ曲が極めて重要な役割を果たしています。

 タモリさんが以前話しておられたのですが、ミュージカル嫌いな人の意見で

お芝居の最中にいきなり歌いだすミュージカルがどうにも・・・・

ブラタモリ

 があります。確かにそういうミュージカルがあるのも否定しません。

 しかし、スカーレット・ピンパーネルのテーマ曲「ひとかけらの勇気」は数少ない例外だと断言できます。歌う必然性があり、歌以外には考えられないのです。

名台詞「夫婦の会話は家でやれ!」

 もう一つ重要な事は

劇中の名台詞を普段でも使える事

 ガンダムの「はかったな!」とか「殴ったね!」みたいなもんですね。あまり凝った台詞ではなく、シンプルだけれども印象深い台詞が多いのです。

例えば「予測がつかないところかしら」とか「ショー・ヴ・ラン」とか「いっその事パリを離れるとよろしー」とか

では、我が家でよく使うスカーレット・ピンパーネルの台詞をご紹介しましょう

「夫婦の会話は家でやれ!」

用例

グループラインでいちゃついているカップルとかご夫婦を見たときに突っ込むときに使います。

ラインを見ながら突っ込みます

「夫婦の会話は家でやれ!」

まずは初演星組版を勧めます

 スカーレット・ピンパーネルは2021年現在、初演星組、月組、再演星組と三回上演されており、どれも映像ソフトになっています。再演星組は宝塚大劇場で観劇しましたし、月組もスカイステージ(宝塚専門チャンネル)で見たのですが、滋賀県人のひいき目込で安蘭さん主演の初演星組をお勧めします。

HD画質でなければもう少し安いです

 安蘭さんのスタイリッシュかつ面白いパーシーと、遠野 あすかさんの大人っぽいマルグリットがまず魅力ですし、後の星組トップスター柚希 礼音さんが二番手で主要キャストを務めているのも注目です。

2008年スカーレット・ピンパーネル公式紹介

同じ星組の公演感想です。

少しスカーレット・ピンパーネルに触れています。

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投稿者プロフィール

maido
模型工房M代表。
模型好き。カメラ好き。宝塚歌劇好き。
各模型雑誌で掲載多数。
艦船模型、飛行機模型、AFV模型などプラモデル全般の制作代行も承っております。

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