宝塚歌劇団 月組公演 感想1 カンパニー BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-
。月組公演『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』初日舞台映像(ロング)
宝塚歌劇団は前半お芝居+後半ショー、又は前半後半で一本のお芝居のどちらかの公演が大半になります。
宝塚歌劇団の楽しみ方というのは沢山あるのですが、私は今回上田久美子さんという脚本家に注目して観劇に出かけました。なので、ショーメインの感想になります。 上田久美子さんは宝塚歌劇団の中では比較的若い世代の脚本家です。私は宙組のシアタードラマシティ公演の「翼ある人びと」での感動以来、この脚本家には注目してきたのですが、今回初のショーの演出という事で非常に注目しました。
それは「お芝居」と「ショー」の違いを上田久美子さんがどうとらえているのか?と宝塚歌劇のショーがどうなっていくのか?に興味があったからです。
カンパニーは原作を読んでから観劇しました。1時間半の尺に納めるためにも脚本は良くも悪くもかなり改変されていましたし、気になる点が無いともいえないのですが、基本的にハートフルコメディとしてまとまっていた演目だったと思います。
宝塚歌劇の楽しみ方というのは沢山あるのですが、新しい客層への訴求を常に行おうとしている戦略はいつも参考になります。昨年後半からでも「はいからさんが通る」「ポーの一族」「カンパニー」「天は赤い河のほとり」などコミックや小説原作の公演を多数配置しています。
以前書いたこともあるのですが、宝塚歌劇団は「ベルサイユのばら」で復活する前は観客が少なく悩んでいた経験もあるので、良い意味で「貪欲に」新しい客層を取り入れようとするように感じます。
投稿者プロフィール
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模型工房M代表。
模型好き。カメラ好き。宝塚歌劇好き。
各模型雑誌で掲載多数。
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