トップガン マーヴェリックでトゲを抜く

童友社 1/72 F-14A 改造 F-14プラス

大ヒット上映中のトップガンマーヴェリックご覧になりましたか?

私は2回見ました。

映画に限らず、誤読する自由もあるし、年齢やそれまで歩んできた人生によって多様な見方ができます。

以下に書くのは、あくまで私の印象です。

心に刺さったトゲを抜こう

もともと「バーテンダー」という漫画の中で出てくる表現なのですが、トップガンマーヴェリックを観て感じたことは「心に刺さった棘を抜く」映画だなと。

「心に刺さった棘」は若くても若くなくてもあると思うのです。仕事でも恋愛でも友情でもなんでもいいのです。

この「棘」を抜いてくれる映画だなと

アイスマンとの再会時

it's time to let go

直訳すれば「手放すときだ」ですね。心に刺さった棘を抜き、もう一度歩みましょう!

そして皆助けてくれる

そして、敵だと思っていた人も身を賭して救ってくれます。ちょっと位情けない自分であっても・・・。

嫌な上司?のサイクロンが最後にはマーヴェリックを助けてくれますよね、それも「そこは答えるところじゃない」と突っ込まれるというおまけつき。

そしてもう一度翼を広げて飛び立とう!

そして、ポンコツ?のF-14がもう一度翼を広げます。もう一度飛び立つために!

F-14の可変翼にそんな意味を持たせるのは凄いなと思いました。

傷ついても家に帰ろう

私はモデラーなので、艦船、航空機、戦車などのプラモデルも作ります。艦船は他の兵器と決定的に違うポイントがあるのですがお分かりになりますか?もちろん例外はありますけど

艦船だけは「人が住んでる」んです。一度航海に出れば何か月も帰れないのはごくごく普通です。航空母艦というのは艦載機にとってもパイロットにとっても「家」とも言える存在です。

前脚を失い、エンジンが片方停止しても、家(家族)の元にに帰ろう。家である母艦(マザーシップ)は必ず受け入れてくれるという風にも読み取れるのです。繰り返しますが、この読み取り方が正しいと言っているのではないですよ。

オマケ F/A-18の原型機は負けた機体

更に、F/A-18の生い立ちを余り指摘している人がいないので、ミリタリーオタク的な視点でF/A-18の事を

今回登場したF/A-18E/Fスーパーホーネットは、F/A-18A~Dのレガシーホーネットの発展拡大版の機体です。F/A-18というのがどうやって生まれた機体かを知ると今回のF/A-18E/Fの活躍は感慨ひとしおです。

というのはF/A-18という機体は誕生当初本当に海軍に愛された機体なのか、怪しい部分があるからです。

F/A-18の先祖はYF-17で、このYF-17は実は負けた機体なのです。

航空自衛隊でも使われているF-15が高価すぎるために軽量かつ安価な戦闘機としてYF-16とYF-17が試作されました。アメリカ空軍はYF-16を採用、YF-17は敗れました。

アメリカ議会はアメリカ海軍にもYF-16とYF-17から選ぶようにという指示を受けました。案リカ海軍はYF-17を基本にF-18を開発すると選択。

アメリカ海軍の言い分は以下の通り、→以下は私の突っ込み

・海軍機では単発機はエンジンの故障が致命的なので双発機が良い

→F-8クルーセイダーとか、その時現役のA-7は単発なんですけどw

・艦隊防空専用のF-14は持ってるから汎用機が欲しいので発展性の高いYF-17が良い

→それだったらF-14いらないんじゃないの?

当時の航空雑誌にアメリカ海軍の本心はそもそもYF-16とYF-17から選べという話をひっくり返したかったんじゃないかとも書かれていたと記憶しています。

誕生の経緯からあまり愛されているとは言いにくかったF/A-18なのですが、出現当初には圧倒的とも言える汎用性と中低速での運動性が評価されていくようになりました。F/A-18系列は1990年代からアメリカ海軍航空隊の主力となり、攻撃機のA-6が1997年に引退、F-14が2006年に引退したあとは、F/A-18系列だけでアメリカ海軍航空隊を支えたのです。

ついでにインデペンデンスデイでF/A-18は宇宙人とも戦ってますしねw

投稿者プロフィール

maido
maido
模型工房M代表。
模型好き。カメラ好き。宝塚歌劇好き。
各模型雑誌で掲載多数。
艦船模型、飛行機模型、AFV模型などプラモデル全般の制作代行も承っております。

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