ミノックスBのお供にRX100M3
ミノックスBは露出計内蔵ですが、シャッタスピードの設定には一手間あります。何より距離計がないのでピント合わせが難しいのです。
そこで、RX100M3を露出計&距離計&被写界深度確認用として使用することを思いつきました

1 被写界深度確認 RX100シリーズとミノックスのセンサーサイズ(撮影面積)は近い
RX100シリーズは1インチセンサーを搭載しています。この1インチセンサーとミノックスのセンサーサイズはかなり近いのです。

1インチセンサー=13.2×8.8mm
ミノックス 11mm×8㎜
センサーサイズが近いという事はF値が同じならば近い被写界深度となります。
ミノックスは15mmのF3.5レンズですから、35mm換算で48㎜F3.5(被写界深度はF11.2相当)
つまり、RX100シリーズで約同じF値にすればほぼ同じ被写界深度が得られますから、被写界深度の確認に使えます。
2 距離計として使用
RX100M3を距離計として使用するにはフォーカスをDMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)に設定します


ピントを合わせてから、ピントリング(コントロールリング)を少し回すと距離計がでます。
3 露出計は注意が必要
露出計として使用する場合はいくつか注意が必要です。
1 RX100M7では48㎜でF4になり、1/3段分シャッタースピードを遅くする必要がある。ミノックスBでは中間速度がでますから問題ありませんが、中間速度の出ないミノックスでは注意が必要です。
2 RX100M3の場合最低ISO感度は80です。ISO25のフィルムを使うなら、ISO100に設定して、2段分シャッタースピード変換と考えた方が良いと思います。

ちなみに、ミノックスBの内蔵露出計もかなり正確で、RX100M3とほぼ同じ数値を示しました。
RX100M3を露出計として使う場合スポット測光が使えるのも強みです。
4 露出だけなら内蔵露出計でも問題なし
結局露出だけなら内蔵露出計でも問題ありません。
5 モノクロフィルムを使用するならRX100M3は便利
モノクロフィルムで撮影するならクリエイティブスタイルを黒白にすることで、仕上がりをある程度シミュレーションすることができます。

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