ペンクリニック参加

2025年11月に伊東屋京都店で開催されたペンクリニックに行ってまいりました

実は万年筆ヘビーユーザー

実は20年ほど万年筆のユーザーなんです。もともとは趣味的に使っていたのですが、10年ほど前から主力筆記具になっています。

模型を作るのでそもそも指先、手、手首、肘、肩への負担がかなり大きいうえに、筆記具まで指などに負担をかけたくないんですね。腱鞘炎も何度か起こしていますし、テニス肘にもなったことがあります。

そのため、カメラにしろ、スマホにしろ、筆記具にしろ、衝撃が少なく手や指への負担が少ないものを使うようにしています。

この10年細字はプラチナの#3776センチュリーをメインに

この10年細字はプラチナ万年筆の#3776センチュリーをメインに使用してきました。

プラチナ万年筆 3776センチュリー シャルトルブルー細字

発売時に買ったプラチナ万年筆の#3776センチュリー シャルトルブルー 細字

センチュリーは複数持っていますが、そのなかで最古参です。10年以上ほぼ毎日使ってきました。さすがに引っ掛かりを感じるようになってきまいたし、京都の伊東屋でペンクリニックが開催されると知り、ペンクリニックに行ってきました

ペンクリニックにて

2025年11月の伊東屋京都店のペンクリニックはパイロットのペンドクターでした。このペンともう一本#3776センチュリーの細字を持っていきました。

このペンを見るなり

「これはまた・・・」と、「長くお使いですね」と・・・・新発売時のものですからとお伝えすると

ルーペでペン先をご覧になって

「ペン先の食い違いも大きいですし、ペンポイントもかなり削れています。食い違いを直してスムーズに書けるようにします。まずはペン先を外しますね」

とあれこれ作業されて約15分。その間かかわっておられたペン(私も使っているパイロットの某モデル)や、プラチナ万年筆の特性をいろいろ教えていただきました。

プラチナ万年筆 3776センチュリー シャルトルブルー細字

「このペンのペン先は14金で、金だけではなく銀や銅も含まれています、この銀や銅に酸化膜が形成されてこういう色になります」

「この焼けは落とすこともできるのですが、いい感じの焼けなのでそのままにしておきましょう」

と調整の終わったペンを手渡してくれました。

スムーズ!

ここまで変わるのかと驚きました。

10年近いペンはまだ何本かありますし、5年だと更に多くなりますね、不調になったらぜひ調整して使い続けたいと思います

改めてセンチュリーについて~値上げが強烈

プラチナ万年筆 3776センチュリー シャルトルブルー細字

キャップリングの金メッキ剥げで下地のニッケル?が見えてきていますが、筆記性能はもちろん軸の美しさも健在です。

15年程度ではこれくらいしか劣化しません。ただ、最初に買ったときは1万円だったんですけども徐々に値上がりして

現在なんと30800円(税込み)。ちなみに年初は22000円でした。

しかし、更に!

12月1日に発表された2026年1月1日値上げの資料では

2025年1月1日に44000円(税込み)に上がります。セーラーも実質値上げになりますし、もはや金ペンは4万以上という世界なのかもしれません。

投稿者プロフィール

maido
maido
模型工房M代表。
模型好き。カメラ好き。宝塚歌劇好き。
各模型雑誌で掲載多数。
艦船模型、飛行機模型、AFV模型などプラモデル全般の制作代行も承っております。製作代行のご案内ページは現在製作中です(2024年4月1日)

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